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ライナー

 

 

 

 


  好評の、短期モカシン教室です。


  たった4回の出席で、本格的なモカシンシューズが

 できるので、主に初心者の方!に好評です。

 




  作業は、まず革の裁断から。



  本体の革を、型紙に従って

 切り出します。



  銀ペンで、革の表面に印を

 付けます。


  丁寧に正確に。









  各パーツを裁断したら、

 ミシンで縫いはじめます。




  最初は、カカト部分から。




  ここは二枚合わせで縫い

 ます。若干やりづらいですが、

 ゆっくり進めば大丈夫。








  今回、本体に使う革がかなり

 薄く柔らかめなので、補強の裏

 地を付けます。



  ライナーの革も薄く、柔らかな

 馬革で。


  表革と重なると、それなりの

 強度になります。色もいい感じ。










  いよいよ穴あけです。



  モカシンを特徴付ける、甲の

 縫いは手縫いですが、あらかじめ

 革ポンチで穴を開けておきます。




  太い紐なので、針で縫うわけ

 ではありません。







  履き口周りの処理。



  飾り紐を通して、折り返しの

 革テープを縫い付けてあります。



  それをさらに縫い目で折り返し、

 袋状に縫い合わせます。



  接着剤は、はみ出し厳禁!!









  ミシンで縫っていきます。



  飾り紐はすでに通してあるので、

 紐を靴本体に縫い付けないように

 注意します。



  でないと、あとあと紐の交換が

 できなくなってしまいますよ。










  待ちに待った手縫い開始です。



  モカ縫いは、細い糸でも縫えますが、

 通常は約2mm径の、太目の紐で。

 モカ縫いの存在感が違います!



  はじめ緩めに、後で工具を使って

 引き絞り、全体的に革を伸ばして、

 馴染ませます。








  ゴムの本底を、接着剤で底付けしたら、

 周りを削って整えます。




  この靴は独立したヒールを取り付けて

 いるので、ヒール周りの段差も削り、

 きれいに仕上げます。




  グラインダーに、新しく手元を照らす

 蛍光灯を設置、作業中の視認性も、ばっちりです。






  そして、完成しました!


  ご近所履きに最適の、柔らかい

 モカシンです。


  ちょっと地味に見えますが、

 モカ縫いの存在感は格別。


  実際は写真よりも、縫い目の

 主張がある靴になっています。

 

 

  たくさん歩いて、末永くご愛用くださいね!

 

 

 

  ではまた。




 

 

 

 

 

| ブログ管理人 | 21:34 | comments(0) | - | pookmark |
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